いびき発見伝~その2~『えぇい、ままよ!』

前回に引き続き露地裏いびきとの出会いの物語をこれまた小説風に記していきたいと思います。

今回はイラストも自分で描きました!といって最初のは数年前に描いたやつを色彩とかいじっただけのやつですが、、、

ブログにしては無駄に長いので文章は読み飛ばしてイラストだけでも観ていってくだち~!

2.えぇい、ままよ!

細い路地裏をすすんでいくと、そこはビルの狭間でまだ昼だというのにあたりは曇りの天気も相まって暗くどんよりとしていた。期待していたスナックや居酒屋はみな閉まっているし、かと言って商店街のメイン通りに戻るのも気が引けた。私はとりあえずそのまま突き進んで行くことにした。というか、路地裏の暗い空気に飲まれてか、何も考えられず、無意識に歩みを進めていくしかなかった。

空き缶やらビール瓶なんかが転がっていて、辛気臭い。あたりはちょうどメイン通りの料理屋の裏側になっていて、その店のゴミ箱やらが置いてある。
生ごみの嫌な匂いとドブ臭さが混ざり合って食欲を減退させる。

ちょっと脇道をのぞいてみると、白昼堂々とスーツ姿の男と制服を着た少女がまさぐりあっているのが目に入った。壁に背を付けた少女は目を半開きにして男に唇を奪われ、股を遊ばれていた。トロンとした少女の目が一瞬私と目が合った気がした。私はあわてて逃げるようにその脇道をそれて数メートル小走りに走ってから壁にもたれかかった。止まった瞬間に汗がどっとふき出してきた。元々動悸の激しい私は心臓がバクバクして少し立ち眩みがした。別に悪いことをしているわけではないのに、、、むしろ悪いのはあいつらの方じゃないか!

やっぱり表に戻って適当なところで済ますか、、、

腹が空きすぎている私は束の間の探検を諦めて、表通りに出ることにした。このまま突き当りを曲がれば出られるだろう。こんな所にいるとその内ヤクザにでも出くわしかねないと思った。早くここを出たかった。

と、行き当たったところで妙なポスターが目に入った。

『鳥獣販売店この奥』、、、?

こんなところにペットショップでもあるのだろうか。あったとしてもポスターの雰囲気と“鳥獣”という字面の印象から、可愛らしいプードルや何とかテリアとかは売っていなさそうだ。一人暮らしのアパートはペット禁止だし、実家でもハムスター1匹飼っていなかった私は特に動物に興味があるわけではなかったのだったが、ただ何となく判然としない意識でもって、ちょっとその店をのぞいてみようかと思い至った。夜勤明けの疲れと、空腹と眠気と鼻につく路地裏の匂いで確かな判断力を失っていた私は、フラフラとした足どりで、ポスターの差す方向に進んでいった。

突き当りを曲がり、さらに暗さの増したその路地裏は先が行き止まりで、そこにポツンと置いてある立て看板が鳥獣販売店なる場所を示していた。

長年誰も使っていないような、しかし存在感のないようである、壁に描いた騙し絵のような扉がそこにはあった。扉に塗られたえんじ色のペンキは所々ハゲているし、外に出された木版の看板はえらく年季が入っていて、板面に大きく“鳥獣販売”とだけ書いてあった。兎にも角にも看板は出ているのだからお店は営業しているのだろうが、本当にやっているのか、いや、お店の存在自体が疑わしい。

俺は一体どうしてこんな所にいるんだ?飯を食いに来たんじゃないか!

客が来ることを拒んでいるとしか思えない不愛想な店に、特に用もないのに入ろうとしている自分がバカバカしくて腹がたった。腹が立ったらやはり腹が減ってきた。腹が減ったら、正気な判断などできるわけがなかった。

「えぇい、ままよ!」

夜勤明けの足りない頭のせいか、挑発的な店構えのせいでか分からないが、私はえんじ色の扉を開けていた。

いや!次こそ絶対いびき出て来ますんで!

イラストももうとっくに出来てるんで!( `ー´)ノ

なんか新年のニューイヤーイラスト描いてたら中々時間なくって、、、

兎にも角にも来週には出すぞ!お~(^^)/

私の楽天家フィルターにかかれば、そんなつれないセリフも応援メッセージとして読み取らせていただきまさ~な!(‘◇’)ゞ

では次回こうご期待!また来週!

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いびき発見伝~その1~『いいんじゃないの~?』

先日投稿した露地裏いびきですが、いびきとの出会いの話について書こうかと思います。

設定って言うな( `ー´)ノビシッ

ちょっと小説仕立てで書いてみようかと思います。

ともあれ、、、

長いので読むのが面倒な方はスクロールしてイラストだけでも観ていってくだち~

※風景などのイラストはクリップスタジオの素材です。

1.いいんじゃないの~?

夜勤明けでよっぽど疲れていたのだろうか。JR根岸線で電車にゆられ、列車のほどよい金属音と乗客の雑音で心地よくウトウトとしていた私は、すっかり深い眠りに入ってしまい、降りるはずの駅を通り過ぎて、終点の大船駅からそのまま折り返してとんでもないところまで来てしまった。横浜市どころか川崎を超えてそこはすでに都内だった。

反対車線に乗り換えてすぐに自宅の駅に戻ろうかと思ったが、仕事が終わってからまだ何も食べていないし、下車して空腹を満たそうと思った。もう時刻は11時を回ろうとしていたのでちょうどランチタイムが始まるだろう。車内で爆睡してしまったおかげで頭もいくらかスッキリしていた。私は都内の某駅で降りることにした。

駅を降りるとオフィス街とは反対方向に向かった。そこにはおあつらえ向きに商店街があった。チェーン店に混ざって個人店も軒を並べ、お昼時ということで大いににぎわいを見せていた。

「こういう所って結構おいしいお店あるんだよな。ここまで来てチェーン店はもったいないし・・・・・・ちょっと探すか!」

夜勤明けのカラテンションも手伝って私はウキウキ気分で商店街散策へと向かったのだった。

いや、魔法のiらんどってまだあったんだ(;゚Д゚)

って、違くて、、、まだ続きがあるのですよ!

とにもかくにも夜勤明けでお腹が空きすぎていた私は、とびっきり美味しい、商店街ならではの穴場的なところでご飯を食べたかったのです。

チェーン店には目もくれず、私は孤独のグルメさながらに、自分の空腹を満たすお店を貪欲に探し回っていた。すると商店街の端っこに、商店街なら良くあるであろう路地裏があった。井之頭五郎が憑依した私は、そういった場所には必ず穴場的な料理屋があるに違いないと期待が膨らんだ。

「いいんじゃないの~?」

ワクワクした気持ちで細い路地を進んでいくと、そこにはシャッターの閉まったスナックや飲み屋が軒を連ねていた。1軒くらいはランチをやっている店があっても良さそうだ。夜は居酒屋のお店が出すランチもいい。スナックのママがランチでナポリタンなんか出してたらいいじゃないか。ますます期待が膨らんでいった。

そうですね(;´∀`)何回かに分けて投稿しようかと思います。

ではまた!!!

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